「知って下さい。茨城県のてんかん医療事情」
―医療アンケート調査の結果―

日本てんかん協会(「波の会」)茨城県支部
代表  鈴木宏哉
2011年2月

 私たち、日本てんかん協会(別称「波の会」)茨城県支部の長年の課題「茨城県のてんかん医療事情」のアンケート調査結果がまとまりました。
「波の会」茨城県支部は1988年にスタートして20年あまり経ちました。これまで、みんながどんな治療をやっているか、また、県内でてんかんを診てもらえる病院がどこにあるのか、専門の医師がどこにおられるかなど、お互いがよく判りませんでした。数年前から、支部世話人会で「県内てんかん医療マップ」を作ろうという案が持ち上がり、会員の皆さんから情報を頂こうということになりました。それがようやく実現したのです。
 昨(2010)年8月にアンケート用紙を全会員に送りました。何かとご多忙の中、50%の会員の方々から返送頂きました。ご協力に心から感謝申し上げます。
 ご承知のように、てんかんに罹る人は0.8%の割合でいるといわれます全国で約100万人茨城県ではおおまかに2〜3万人がてんかんに罹り、家族を含めると数万人がてんかんと縁があるはずです通常の小中学校なら、数人、少なくとも1人以上の子どもがこの病気と関わりをもつといえます。
 私たち「波の会」会員は県内100人ちょっとです。アンケート調査の回答数50人足らずです。2〜3万の潜在患者数からすると、ほんとに少数です。しかし、いただいた回答内容は、決して「とるに足らない意見」でも「一部の偏った意見」でもありません。いやまったく違います。このような調査はこれまで全然なされていません。日々「てんかん」のことで悩んでいる人たちの治療の実情を、初めて明らかにしてくれたのです。切実な気持ちと声を、代表して語ってくれたのです。
 このような実情をひろく知っていただき、県内のてんかん治療体制が少しでも良くなり、てんかんに関わる悩みが少しでも解消されることを願います。私たち「波の会」でも、これらのご意見を念頭において、よりよい医療体制を目指して、これからの活動に生かしてゆきたいと考えます。
 今回は医療事情を中心に調査したために、就労や身近な生活の諸問題は一部しか取り上げていません。これらも大変大きな問題を抱えています。いずれまた、これらの問題も取り上げたいものです。
(以上、支部機関紙「のばら」特集号前文より)


※「アンケート結果」は、「波の会」茨城県支部機関紙「のばら」特集号(2011年3月1日付)として公表しました。ただし、「結果」の中で引用した「別表@〜I」は紙数の都合で「のばら」では省略し、このホームページのみに掲載しましたので、ご了解下さい。

   「茨城県のてんかん医療事情〜調査事項と結果〜」[B5/17ページ]
   「茨城県のてんかん医療事情〜資料(記入情報)〜」[B5/20ページ]



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